部下のメンタル”アセスメント”を見える化する

上司の指示を待たずに、自ら考えて動く”自律型社員”の育成を目指しているが、なかなか部下が育たないという悩みはありませんか?リーダーシップに必要なのは、組織目標や目指す「方向性」を個人レベルに落として評価、説明できるかで、一人ひとりの価値と可能性を理解し、引き出すコミュニケーションとトレーニング設計が重要です。

その際、業務上必要な課題を「見える化」する必要があります。例えば、”キャリパース・メソッド”として使用している<7つのステップ>によるアセスメント方法をご紹介します。「メンタルトレーニング」や「キャリアコンサルティング」の現場でも使用しますが、目標が大きすぎて挫折してしまう、現実の中で目的を見失うといういずれにも有効です。

詳細については、キャリパースメンタルメソッドをご覧ください

<7つのステップ>

 ①展望:現実を踏まえた上で「展望」を持つ(”こうありたい”という理想の姿)

「展望」を持ったら、遠くの地点(下記の図ー”0地点”)から”今”の自分の行動を眺めてみる

②謙虚さ:原点に立ち返り、成功・失敗の原因について考える

③感情コントロール :リラックスし、不安やあせりなどの感情をコントロールする

④積極的思考:「今」できることは何か?と問い直してみる

⑤価値観 :自分の大切にしていることを確かめる

⑥イメージング :最悪を想定した上で、いい結果をイメージする

⑦新鮮さ :日々何かを発見し、感動する

■「メンタルトレーニング」アセスメント(例)

業務に必要なレベルをレベル0~5などスケーリングして、現在どのような位置にいるのか(何合目にいるのか)、面談や育成担当者の「観察」を通じて第三者が評価していきます。職種、新入社員~管理職などによって、重要な項目がことなりますが、バランスを見るために、これをグラフ化することで、個人の成長がわかるようになります。

 

下記は、判断基準の一例です。

①「展望」:仕事や人生の将来展望(長期~短期)が明確になっているか?

目標が大きすぎる、または小さすぎないか?

②「自己理解」:自分の価値や強み・弱みを理解しているか?失敗を自分のせいにするか、他人のせいにするか

(自責か、他責か?)

③「感情のコントロール」:業務遂行の際、感情的になってしまうか、冷静に判断ができるか?

(短気か、感情をため込むタイプか?)

④「積極的思考」:自分が置かれた環境で、すぐに集中できる”瞬発力”があるか?

⑤「価値観」:仕事、人生において、どのような価値を置いているか?組織の価値観の理解などをしているか?

⑥「イメージング」:最悪なことは何か?リスクは何かについて理解しているか?

その上で、理想の状態をイメージ、シミュレーションすることができるか?

⑦「新鮮さ」:どのような環境であっても、置かれた場所で創意工夫をしたり、感動する心を持っているか?

例えば、新入社員や転職者には①~④(将来展望、自己理解、感情のコントロール、積極的思考)を重点的に、管理職には、⑤~⑦(価値観、イメージング、新鮮さ)を重点的にして、深く考えてリスク管理をする、マンネリをふせいで部下や後輩への影響力を高めるなど人事や人財育成担当者と相談しながら、個別面談で質問したり、研修およびトレーニングメニューを作成していきます。

 

(株)キャリパース代表
心×才能 可能性を拓く専門家
伊東明子

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