「隻手音声」~禅寺の春~

北鎌倉、円覚寺。春を歓迎する木々や花たち。「隻手音声」その言葉を思い出す禅寺の庭。

私自身は、座禅会を通じて、これまで出会ったことのない難題に遭遇したとき、それまでの経験や知識をフル総員して解決しようとしても全く打つ手がない事態になったとき、この「隻手音声」を思い出すと良いと教わりました。

「隻手音声」とは、白隠禅師(1685-1768)が提唱した公案で、最初の関門とされています。「隻手音声」(せきしゅおんじょう)とは、「片手の音」という意味です。両手を合わせて初めて音が出るのに、どうして「隻手=片手」で音が出るのかと誰もが疑問に思うところですが、白隠は、「その隻手の音を聞いてこい」というのです。両手を打てば音がでるというのは常識的な世界のことで、「隻手音声」とは、常識を破り論理を超えた世界のことです。つまり、「隻手音声」とは分別のない「対立を超越した絶対的なもの」を現わしていると言われています。

時代と共に私たちは、良い悪いなど二元に分けて物事を見る傾向にあり、そのときの状況によって良い悪いという基準が変化していますが、絶対とは、他の何物とも比べようがない状態・存在のことです。つまり、時を経て変わらない「唯一無二」のものといえるでしょう。かつてやってきたことがもう通じない、そんなふうに感じたときには、「本来の自分を取り戻す」良いチャンスであり、隻手音声」とは、「自分に目覚める音」といえるかもしれません。

「心の寺」と言われる”円覚寺の庭”の噴水にそんなメッセージを感じました。

 

私たちがこうして、今、生きているということは、

そこに仏様がいらっしゃるということなのであります。

それが何より尊いものであります。

その事実がどれだけ素晴らしことであるか、

心の底から感動して気づくことが大切です。

そのように本当の自分に目覚めて

各自それぞれが、それぞれの生活の中で

明るく楽しく生きることが、

私たちの教えでもあります。

~「円覚寺」パンフレットより~

 

(株)キャリパース代表
心×才能 可能性を拓く専門家
伊東明子

 

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