自分らしさに目覚める~リラックスイメージエクササイズ①~

自分自身に”今”起きていることを俯瞰してみること、つまり、自分を客観視することを「メタ認知」といいますが、脳の前頭葉を中心として、「メタ認知」を行うと、感情が安定してIQが上がることが知られています。プロのスポーツ選手やビジネスのトップが身に着けているのが、「感情マネジメント」です。メンタルトレーニングの現場では、ゴール設定をした後に、日々の行動を振り返り、”自分がどのステージにいるか”を確認し、「遠くの視点」から自分を見るイメージトレーニングをしています。イメージトレーニングの目的は、理性を抑え直観で「ありのままの自分」と向き合うこと。ネガティブな感情を解放し、オープンマインドでリラックスすること。そこから得られる境地は、まるで・・

天空から自分の日常を見ている感覚
まるで今日というドラマを上から見ているような感覚

になるのです。もちろん、最初からそのような感覚がなくても大丈夫です。感覚や経験は人によって異なるため、個人差がありますが、共通しているのは、言葉、イメージ、身体の動き(振る舞い)の3つを連動させて日々の習慣の中に組み込み「繰り返す」ことで効果を発揮します。

例えば、なかなか結果がでないとき、「どうせやっても無駄だ」「自分にはやっぱり向いていないんだ」といったネガティブな感情がでてきたとしても、まず、そういう感情が自分にあるということを「YES」と受け止めてみる。その上で、「BUT」と一旦、間をおいて、「ちょっと焦りすぎたのかもしれない。もう一度、やれることを細分化して考えてみよう」「まだ道半ばであきらめるのは早すぎる」とプラスの考え方をしていきます。

これは「YES、BUT法」として知られていますが、大事なことは、感情をニュートラルにする「クリアリング」を先にすることです。まず、脳を休ませてリラックスすること。その上で「今、できることは何か?」とポジティブな思考に切り替えていくのです。

一人で行うのは難しいという方のために、個人セッションやグループワークで「セルフケア・レシピ」としてご提供してきたリラックスイメージエクササイズ(RIE)プログラムの一部をご紹介します。(実際のセッションでは、ナレーションで誘導しています)

「静かに目を閉じて、大地をかみしめながら、ゆるやかな山を登っている自分をイメージしてみてください。あなたは今、山の頂上を目指して歩いています。ぽかぽかと暖かい光があなたの体をゆっくりと包んでいます。新緑がまぶしい季節です。行く先々で花が咲いています。立ち止まってその花を眺めてみてください。そして、花のエネルギーを感じてみましょう。

あなたはどんどん高くに来ています。鳥の鳴き声が聞こえます。今、あなたは山の頂上にいます。鳥になったつもりで山の頂上から山のふもとを眺めてみましょう。美しい景色が目の前に広がっています。その景色をたっぷりと全身で味わってください。そこから今の自分をより広い「視点」で眺めてみましょう。(1分間ほど間をおいて・・)静かに語りかけて、目をあけてもらいます。その後、感想を述べてもらうというワークです。

一人で行ったり、ワークショップという形で行ったりしますが、おもしろいのは、みなさんで気づいたことや感想をシェアしたときのそれぞれの反応の違いを知ることで、”自分らしさに目覚める”という体験です。ある30代の女性で、エベレストのように高い山を思い浮かべたそうです。「高く凍り付いて、そびえる山の姿に、今の自分を反映している」ことに一瞬で気づかれました。目標を高く設定しすぎて、身動きができなくなっていたようです。

また、ある方は、「鳥の鳴き声」が鮮明に聞こえ、清らかな気持ちになれたそうです。この方の場合は、聴覚がすぐれたタイプだったのですが、視覚タイプの方は「山々に咲くきれいな花に癒されました」と答えたり、体感タイプの方は、身体にエネルギーがみなぎってきた感じがしました・・など同じものを提供しても、人によって感じるものは様々です。

また、会社員の女性で「毎日、通勤電車にゆられて、花を見るなんていう余裕もなかった」ことに気づかれた方もいます(桜の季節にですよ!)。さらに、「進路について色々と悩んでいたけれど、選択肢は1つだけだとは限らない。色々な道があっていいんだ。自分らしくあればいいんだと気づいて安堵した」という大学生の方もいらっしゃいました。

ワークは、3分ですが、「心の余裕」を生み出すという点で、効果は絶大です。

 

ロチェスター大学のリチャード・ライアン教授の研究によれば、自然の中で時間を過ごすことによって、生命力と疾病への抵抗力が劇的に向上したそうです。一歩、一歩大地をかみしてめて歩くという、自然と一体となり、大地をかみしめるように地に足がついた感覚を持てたときに、”自分らしくあるという自由”を得られるように思います。こうした行動は、「グラウンディング」と言われますが、それを可能にするのは、丁寧な日常を送ることだと思います。「今、この瞬間に注意を向ける」ことが大事だということは、多くの方が言われることですが、普段から、自分の身体に意識を向けて、「今、ここにある」というを体現するためには、「今、ハッピーだと感じる時間」を持続していくことが大事だと思います。未来のことはわからないけど、短時間でもいいので、繰り返し、ハッピなー感覚を脳内の神経回路にインプットするといいですよね。

ハーバード大学医学部で行われたピアノの演奏の研究では、ピアノに触れることなく、音符を弾くところをイメージしたグループと、同じ一節を実際に練習したグループの5日後の”脳内モニターの変化”はほぼ同じだったそうです。

「15分のイメージトレーニングは1時間の睡眠に匹敵する」といわれていますので、美容にも効果があります。

私自身は、音で気持ちをリセット、振る舞いを変え、リズムをつけて、1~3分間で気持ちを切り替えています。みなさんとシェアしてきた職場ですぐに使える、音とリズムで振る舞い(動作)を変えて、モードを切り替える方法に加え、一日の始まり、休息の時間、夜のリラックスタイムに・・自分らしく、のびのびと心身を解放してくつろぐ

耳から癒し元気になる♪

「今、この瞬間、自分とダンスする♪」

ピアノの曲と共に、「セルフケア・レシピ」としてご案内していく予定です^^

 

下記についても合わせて覧ください。

キャリパース・メンタルメソッド(7つのステップ)

”今”の感情を身体で表現する

 

(株)キャリパース代表
心×才能 可能性を拓く専門家
伊東明子

 

 

 

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