禅から学ぶ:人生の「主人公」となって輝くヒント
小さなシンクロニシティが起きている。そんな毎日です。蝶が目の前に舞い降りる。それが、アゲハチョウだったら、「上げ波長」(波動を上げなさい)というメッセージ^^。続けて、いつも通らない住宅街の庭先でオレンジ色の蝶が現れました。そのとき、なぜか、私の1メートル先の道路に止まったのです。羽模様を写しておこうと思ってシャッターを切り、あとでみてみると・・そこにあるのは、禅的な”蝶”と和”の不思議な世界観。つまり、チョウワ=「調和」があったのです!これは、あとでツマグロヒョウモンのメスだとわかりました。
禅は、○を書いて表現します。「全ては一つにながっている」二つを分けて考える分別心を徹底するよう説いているからです。つまり、調和ですよね。私は経営リーダーとの座禅を通じて、ことあるごとに先生が「波動をあげること」、また、「社会に役立つこと、地球環境を守る仕事をすること」と言われていたことをふと、思い出しました。先日は、満月を見て、二元性の統合、ワンネスの想いを実感しました。
令和の満月で感じた記事はこちら⇒タオ(道)~「アニムス」と「アニマ」~
私たちが日常的にあるのは、顕在的自己、本質的自己は、内にある潜在的自己であり、前者は小我(しょうが)、後者は大我(たいが)と言われます。私たちの内側には広大な潜在意識があり、最近では、潜在意識は97%以上とも言われていることから、私たちが、日常的に使っているのはわずか”数パーセント”の顕在意識によるものだということになります。「主人公」を忘れてしまうこと、おろそかにしてしまうこと、ここに不安がある。座禅を通じて大切な主人公をおおっている執着や妄想を払うこと。そうすることで「主人公」、つまり、本来の真実の自己が目覚めるとされています。
禅家において有名な「主人公」の語は、中国唐代、師彦(しげん)という和尚の逸話から出ているものです。師彦は、毎日岩の上で座禅をして大声で「主人公」と呼び、自分で「はい」と返事をするのです。更に、「目を覚ましているか」、「はい」、「人に騙されるなよ」、「はい」と自問自答して日課のように繰り返していたということです。師彦和尚は、それ以外、生涯一言の説法もなかったということです。
本当に、意識しないと周りに流されてしまいますよね(経験済み!)それは、今も昔も変わらない。だから、「意識して声に出すこと」。つまり、言葉にすることがとても大事なんですよね。「言霊」というように、言葉も「音」の一つ。良い波動の言葉は、心に響きプラスの影響を与えていきます。それは、「音」の記憶を書き換えることでもあります。
「今、ここ」に戻って、他の誰でもない自分自身に還ること。
自分に問いかけ声を出す。その習慣が、未来の自分を創り上げていく。
「継続は力なり」「さらに継続は宝なり」
それが、人生の「主人公」となって輝くための秘訣・・そんなふうに感じました。
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(株)キャリパース代表
心×才能 可能性を拓く専門家
伊東明子
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