「働く」と「介護」を考える~介護離職を考える前に~

働く人の介護離職が増加して、介護する家族の悩みは深刻化しています。先日、知人のススメで「ぼけますから、よろしくお願いします。」を見ました。東京で働く一人娘と広島に住む両親の介護現場を撮影したドキュメンタリー映画です。おいしそうに食事をするシーンにいつもの”幸せ”があふれるご両親 (日本の原風景という感じでとても素敵なんです!)でも、母親がアルツハイマー型認知症と診断され、記憶があいまいになっていくにつれ、少しずつ変化し、95歳の父が87歳の母の老老介護を通して、超高齢化社会と向き合う家族の現実が映し出されていきます。

その中で、印象的だったのは、”仕事を辞めて介護のためにヘルプをしようか”という娘の提案に、頑として首を横に振る父親の姿でした。戦争で自分が果たせなかった文学の道。だからこそ、やりたい映像の仕事を続ける娘に誇りを持っている姿が描かれています。結局、変化していく現実を受け入れて、母親を支えてくれるヘルパーさんやデイケアサービスを利用しながら「働く」と「介護」を両立させていきます。

その後、小山明子さんのトークショーで印象的だったのは、大島渚監督の介護中、「手放す」という言葉に出会って、介護に専念できたという話です。具体的には「手放す」=仕事を辞めるということではなく、「一時、仕事から離れる」と考えてみること。そんな内容でした。「働く」と「介護」を考えたとき、「手放す」も「手放さない」のも、答えは家族の数だけあるもの。

でも、私自身の体験やご相談を通じて意外に多いと感じるのは、介護される親は、子供が働くことを辞めて欲しくないということ。自分のために辞めてしまったことで自分を責めてしまう人も多いのです。「仕事を続けることが一番の親孝行」という場合もあるのです。まずは、じっくりと話あう機会を持つことが必要です。コミュニケーションのあり方次第で、介護される側もする側も心の負担がぐっと減ってくることもあるからです。

遠く離れた両親へのサポートや認知症のご両親にどのように接したらいいのか?などコミュニケーションや対応の仕方など介護者のためのメンタルケアサポートを「心のドクター」と共に行っております。

特に、遠距離介護の場合、誰に話したらいいの?このようなケースの場合はどうしたらいいの?働きながら困ったことはないでしょうか?これまで対面で行ってきた「家族ケアセミナー」と同じ内容を「心のドクター」によるzoom「個別面談」でも受けられるようになりました。(PCやスマホのインターネット環境が整っていれば、その場にいるような臨場感で個別面談ができます)詳細については、下記までお問い合わせください。

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(株)キャリパース代表
心×才能 可能性を拓く専門家
伊東明子

 

 

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