聖なる時間~禅寺の庭~

凛とした白いアジサイが目立つ円覚寺。禅寺の風格を感じさせてくれます。境内の如意庵お寺カフェ”安寧”は、別世界で、落ち着いた佇まいを見せてくれます。中庭に面した席に座って庭を眺めるのは、極上のやすらぎです。

明月院の梅の木に舞う「一文字蝶」の”雅な舞”を見た後だったので、「青梅と抹茶」を注文。お店の人も「この時期しか味わえない青梅は、一年の中で私は一番好きです」と太鼓判を押されました。アジサイが添えられた「青梅」は、本物の梅のようです^^。一口味わってみたら中に梅が入っていて、程よい酸味がお抹茶とよく合います。

日本人に生まれてよかった・・しみじみと感じて外に出ると、禅を表す円と白い扇子。黒と白のコントラストが印象的な扉を後にして、庭を歩き出すと、竹に白い可憐なアジサイ。時折聞こえるお経を読む声がこだまします。その音、言霊によるバイブレーションが心身に響き渡ります。自然と一体化する、「禅の極意」がここにあります。

さらに歩くと・・目の前の竹に身体は黒く、羽は透明なトンボが止まりました。まさに、”竹トンボ”。透けた羽が、レースのカーテンのようにキレイで神秘的だったので、「きれいな羽ですね」と近づいて話しかけてもじっとして動きません。全てを見通すかのような大きな目がすごく印象的でした。トンボは波動の高い昆虫で、縁起の良いと言われています。前にしか進めないので「前進あるのみ」「勝利」を表すと言われています。

「いざ、鎌倉」という言葉がありますが、トンボを見たときには、「前進する」というメッセージと受け止めたとも言われています。「言霊」も音。その波動が伝わるのでしょうか?そこに、白い蝶も現れて、黒と白が禅的で素敵。”古と今をつなぐ”聖なるひととき。明月院の「一文字蝶」。円覚寺の黒トンボ。全てはワンネスに通じている。

「禅で世界がつながる」

庭の昆虫たち、そんなメッセージを伝えているように感じます。

令和を調和で満たし、世界が平和でありますように。

身体いっぱいに生命エネルギーを満たし、あなたの心に安寧が訪れますように。

明月院に舞い降りた「一文字蝶」♪はこちら。

春の「円覚寺」の記事はこちら⇒「隻手音声」~禅寺の春~

 

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(株)キャリパース代表
心×才能 可能性を拓く専門家
伊東明子

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