「家族ケアコンサルティング」について

”家族の皆さんを丸ごとコンサルティング”するサービスを提供させて頂いておりますが、その背景には企業で個別面談や集合研修をさせて頂く中で、本質的な問題が家族にあるケースが多い」と感じてきたからです。10数年前、「ジェンダーマネジメント」研修(男女差ではなく、個性でマネジメントする研修)で男性マネージャーが、女性の部下をうまく指導できないという相談があり、実は、「パートナーとうまくいっていない」「家族がいつも喧嘩していてお互いわかりあえない」という感情が仕事にも影響してイライラしていました。直接仕事に関係がないように見える家族やパートナーシップの問題も積極的に解決する方向でご提案させて頂いたところ、仕事のパーフォマンスが向上したのです。

このようなことから、人事経験が、家族の理解に役立つと感じるようになったのです。つまり、家族もチームと捉えて、脳科学による男女差や、「ライフキャリアデザイン」で扱う一人ひとりの価値観や適性、人生のテーマ、リラックスしてパフォーマンスをあげる「メンタルトレーニング」など総合的に扱ってきた経験が、生き方、ライフスタイルが異なる家族ケアに役立つということです。

もちろん、自分のストレスの原因に気づいて、考え方を変えてそれを上手に手放すトレーニングをしたり、リフレッシュする時間を取る、コミュニケーションを学ぶことでめざましい成果をあげることもあります。ただ、多くの場合、一人ひとりのストレスの感じ方や考え方が違うので「多様な価値観がどこからくるのか?」をきちんと理解することで、ようやく相手を理解することができるようになるようです。

■「家族ケアコンサルティング」の効用とは?

一番のメリットは、家族の中に共通のコンサルタントを入れることによって、お互いが分かり合えなかったことや言っても気づかなかったことが家族のメンバーに伝わりやすくなることがあげられます。例えば、「あなたが悪いんだから」とお母さんに言われっぱなしで終わってしまうケース、家族間のコミュニケーションが取れていないというケース、夫婦間でお互いが批判をして居心地が悪くなっているケースなどがあります。「お父さんが何を考えているかわからない」ということでお子様からの依頼が来るケースや、お子様の進路に伴って何を感じ考えているのか知りたいというお母様からの依頼などがあります。

お互い相手が「頑固でわかってくれない!」と思っているケースでも、メンバーそれぞれに「個別面談」をして、それぞれがどのようなことを感じてそのような発言をしているのか、価値観や性格、環境による影響などを加味してひも解いていきます。ですので、一人の人の言い分だけを聞いてもらっているということがなくフェア”であることによって、お互いを理解しやすくなり、風通しの良いコミュ二ケーションができるようになります。

「問題がどこから来ているのか?」を知ることはとても大切です。価値観の違いから来ているのか、良かれと思って言ったことが相手には”カチン”ときて、そこだけに執着してしまい、長い間それに捉われてしまっている・・など心の風通しを良くするには、プロの目が必要になってきます。実は、お互いに誤解しているだけ、お互いに気づいていない”心の擦れ違い”によるものだったり・・。

欧米ではカップルやパートナーシップのカウンセリングの利用は一般的ですが、日本ではその存在自体知らない方が多いかもしれません。しかし、ライフスタイルが欧米化する中で、日本人特有の和を育む精神性を日本人は持っているので違和感を感じている人たちが増えています。そのような中で、家族を知ってうまくやりたい、介護などお互いをケアする必要がある家族、進路に悩んでいるなど子育て中の家族にもおススメです。

■お客様の感想

最近増えつつある「家族まとめてお願いします」という依頼に共通しているのは、「別々のところに行くよりは、信頼できる一人の人に聞いてももらった方が良い」「共通の人に聞いてもらった方が良い」「顔が見えると安心」「バラバラにカウンセリングやコンサルティングを受けてもフィードバックがもらえずに不安だから」・・という理由があるようです。

また、「『ここを直しなさい』って耳にタコができるほど聞いてもわからなかったことが、コンサルティングを受けてから急に腑に落ちるようになった」「家族のメンバーは一人ひとり背負っている人生や価値観が違うとわかって、相手を理解できるようになった。それによって、お互いをケアし合い、サポートし合える」といったお客様の感想を頂いております。

つまり、家族メンバーを複数並行して行うことができるので、家族メンバーの誰か一人を受けさせて終わりではなく、お互いに顔が見える人にコンサルティングを受けることができて安心、家族平等にコンサルティングをしてくれるのでフェアだという感想を頂いております。これは、企業に導入している方法と同じやり方です。例えば、”何が分かり合えないのか”お互いが問題だと思っていることが、プロの目からしたら、全く違う理由や原因があったりするものです。

一人だけがカウンセリングやコンサルティングを受けても他の人は理解できずに擦れ違いが続いてしまい、中には、数十年引きこもるケースもあります。子どもから大人まで10代から80代まで、男女差も加味しながらフェアに状況を説明してくれる人は少ないと感じています。特に、育児や介護などのストレスや医学的なこと、精神的な面部分については、「心のドクター」と提携しており、顔が見えるコンサルティング、信頼できる、プロの視点は全く違うなどご好評を頂いております。

どうぞお気軽にお声をおかけください。

 

(株)キャリパース代表
心×才能 可能性を拓く専門家
伊東明子

 

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