タオ(道)~いつも「自分」でいること~

雨あがり、木々の葉が輝きを増してくる。その瞬間、何か新しいエネルギーが刷新されたと感じる。ふと、五色沼を歩いたあとに見た風景が頭をよぎる(写真)。時代と共に、変化を感じ、それを楽しんでいける自分でありたい。ふと、思い出したのが、鹿島祥造さんのタオ 老子。

~第25章 いつも「自分」でいること~

むかしは

タオを体得した人がいて

そのありさまは

神秘的で暗く、

遠く

すべてに通じているようで

どうにも測りようのない深さだった。

こういう人物を言葉で描こうとすると

比喩的な言い方をするほかない。

その慎重な態度は

危険な冬の川を渡る人のようだ。

用心ぶかいさまは

見知らぬ森を通る人のようだ。

落ち着いて油断のないさまは

よその家を訪ねたお客みたいであり

それで人と交わるさまは

氷が融けてゆくような滑(なめ)らかさだ

その素朴は様子は

山から伐(き)りだした白木のようだし、

心の広やかさは、大きな谷を思わせる。

とにかく取りとめもなくて、

その点では濁った水であり

濁ったままゆったりしているから

いつしか澄んでくるーそういう在り方なんだ。

安らかにくつろいでいるくせいに

いつの間にか動いている、

そして何かを生み出している。

こういう人だから

無理をしないんだ。

タオを身につけた人というのは

消耗しない。消耗しないから

古いものをいつしか新しいものにしてゆく。

いつも「自分」でいられて

新しい変化に応じられるのさ。

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時代が変わっても変わらないもの。

その生命エネルギーを感じながら

新しい時代に生まれ変わるがごとく

自分らしさを表現して生きていく

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そんなメッセージを感じました。

あなたはどのように感じましたか?

 

(株)キャリパース代表
心×才能 可能性を拓く専門家
伊東明子

 

 

 

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