キャリパースの世界観

●「展望」をイメージした形でCarepersの「C」を表し、同時に「未来」に伸びていく様子も表している

● 5枚の花びらは“エネルギーの永遠の循環”を表し、同時に「現在」を表している

「未来」と「現在」の“バランス”を表し、「将来展望を持って、“今”を輝いて生きる」というメッセージがこめられています。

(株)キャリパースは、キャリアとパースペクティブの造語です。

パースペクティブとは「大局観」「展望」「視点」という意味です。

1.「展望」

この概念は、最初から“鮮明なビジョンを持つ”というよりもむしろ“方向性を定める”ということに主眼を置いています。最初は“ぼんやり”した夢でも構わないけれど、とにかく自分の目指す「方向性」を定め、行動する。そして、「プロセス」を大切にする中で「自分なりの道」=「ビジョン」が見えてくると考えます。

例えば、山を登るときにはその頂上を目指して一歩を踏み出します。あらかじめ頂上までの行き方について検討はしますが、天候や体調次第でその通りに進むとは限らないでしょう。山の天気は変わりやすいように、人の心もまた移ろいやすいものです。しかし、「方向性」がわかっていれば、やがて頂上にたどり着き、展望台からの素晴らしい眺めを味わうことは可能となるでしょう。

 

2.「視点」

「展望」を持ったら、時々自分自身を「遠くから眺めてみる」ことが大切です。例えば、山の頂上からふもとにいる自分を眺めてみます。これまで自分が歩いてきた道のりを「一歩距離を置いて」外からイメージすることで自分が置かれている状況、立場、理想と現実のギャップ、成功・失敗の要因などが浮かんでくるでしょう。

一方で、「目の前のこと」に感動することも大切です。山に登ったとき、新鮮な空気や鳥のさえずり、道行く先で“凛と咲く花”に気づいて感動した経験はありませんか。このように小さなことに感動し、「新鮮さ」を保つことは、花のように“今”を輝いて生きることにつながるでしょう。

 

3.「大局観」

「展望」と「目の前のこと」は、「未来」と「現在」、あるいは「理想」と「現実」と置き換えることもできます。特に、思い通りにならないときには、いかに現状に「折り合い」をつけ、「バランス」を保つかが大切になります。このときに役立つのが目先の利益にとらわれずに「大局観」を持つことです。