一人ひとりの本質的な力を呼び覚ます「原点回帰」

ふと横切った道に、”神様の化身”のように現れた白い鯉。冬の渡り鳥との共演に思わず目を奪われました。白と黒のモノクロの世界にひたっていたら、黄色、橙の鯉も現れて、ときに並行しながら、自由に泳ぐ姿に晴れやかなムードが漂っていました。水面に波動が広がり、平和と調和に満ちた風景に癒される。そんなひとときです。池を取り巻く風景が決して同じということはなく、たえまない”変化”と共にあるのだということを思い起こさせてくれます。

毎日が小さなシンクロの連続ですが、ここ最近は特に「思考が現実化」するという体験が増えています。それは身に着ける「色」を含めた「物」に対しても、「人」に対しても生じています。例えば、オレンジと紺の服を着てジョギングをしていたら、目の前にオレンジと紺の服を着たご夫婦が2匹の犬を連れて歩いていました。良く見ると父の主治医なのです。ご挨拶をしたら、おちゃめに犬たちに「ごあいさつを」と言われ、犬たちが大歓迎してくれました。数日して、ライトブルーの服を着て外出した際、父がお世話になっているもう一人の先生が同色のベストを身に着けて目の前を歩いていました。

その背景には、医療や代替医療、ホリスティックヒーリングについて考えを巡らせていたというのがあります。現代医療はあまりにも専門に特化しすぎていて、「全体を見て治療する」という観点が抜け落ちていると感じていたからです。心、身体、魂を含めたスピリチュアルな観点を統合し、まず「自然治癒力」を引き出すことが理想です。さらに「潜在能力」を発揮できるようにすること。ここに私の「原点回帰」があります。この領域について思いを巡らせるとき、すごいシンクロとパワーが起きる感じなのです。それを気づかせてくれる「原点」ともいえる風景が「水」のある風景なのです。

あなたは、自分の「原風景」と言えるものはありますか?

「原風景」とは、自分の中でしみじみと懐かしく感じられる体験、温かみを感じられる体験のことです。個別セッションやグループワークでは、目を閉じて1~2分程瞑想してもらいながら「心」に浮かんだ懐かしい風景を言葉にして頂きます。ある方はお母さんに抱かれていたときの温かさ、やわらかさ、ある方は雪だるまを作って遊んでいた風景など。だいたい3歳位までに感じたその方独自の「風景」が多いですね。セッションやワークではそこからその方の本質となる「もっとも輝いていたときの体験」を思い出して頂きます。

  •  楽しかった、イキイキしていたときの体験
  •  最も輝いていたときの体験
  •  価値観の基盤を作る様々な体験
  •  成功体験など

今、何かが停滞していると感じていたり、ストレスで心身に痛みを感じていたとしても、上記のことをヒントに「もっとも輝いていたときの体験」について語って頂くと、誰もがイキイキとした表情で語り始めます。それは、高齢者であってもそうです。

「原点にはパワーがある」

一人ひとりの本質的な力(源泉)を呼び覚まし

コミュニケーションの流れがスムーズになると

「水」のように「変化」していく。

一人ひとりが「原点」に立ち返ると、一気に視界が開けることがあるのです。

あなたの「原点」は何ですか?

 

(株)キャリパース代表
心×才能 可能性を拓く専門家
伊東明子

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